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株式投資の投資日記

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投資手法: サラリーマンでも可能な引成寄成取引

投稿日:2020-09-20 更新日:


概要

投資手法: メガヴィン流投資術 | 株式投資初心者に最適な投資手法」に記した通り,2020-08-18 Tueから投資手法をメガヴィン流術に切り替えた。投資スタイルを切り替えてから丁度1か月ほど経つ。

ただ,9月に入って現在の投資方法に課題を感じたので,次回からは投資方法を若干変更することにした。今回は変更する投資方法について説明する。

方法

ここ1週間の投資日報 (「投資日報: 人生初の引成注文の行方は?」,「投資日報: 大負け回避のための投資手法の改善点を見出した1日」) でも触れているように,基本的に売買のタイミングを前日の終値と当日の始値で行うことにする。

具体的には,以下の手順で売買を行う。

引成寄成取引
  1. 前日,引成注文により終値で買付
  2. 当日,寄成注文 (寄り付き前の成行注文) により始値で売付

現在の投資手法は,メガヴィン流投資術の中でGU狙いで前日に仕込み,翌日寄り付き直後に手放すという方法だ。これまでは,それぞれのタイミングで指値で売買を行っていた。しかし,銘柄を厳選しても,指値での売買には想定以上に値が急落するリスクが存在していた。

実際に,引け前に高値掴みしたり,寄付き後に売り切れず,「値下がり→ナンピン買い→さらなる値下がり→損切り→大損」という負けパターンが何回か発生した。

そこで,このリスクを減らすために前日は引成注文,翌日は寄成注文により,終値と始値だけで売買する。寄成成と引成による注文は,一度に大量の注文が入り,仕手やアルゴリズムの影響を受けないため,極端な値がつきにくい。1日の中で最も安定している瞬間ともいえるだろう。

この特性を活かして,この方法では以下3点の利点がある。

3の利点
  1. 引け直前の急落リスクの緩和
  2. 寄付き後の損失の最小化
  3. 注文の簡素化

順番に説明する。

引け直前の急落リスクの緩和

1点目は,「投資日報: 人生初の引成注文の行方は?」 で記したように,引け直前の天井打ち後の急落のリスクを緩和できることにある。

勢い良く値上がっていた銘柄で,引けの直前に天井を付けた後一気に急落し,翌日もGDすることが実際に何回か確認できた。指値で注文を出す場合,この下落に巻き込まれて高値掴みするリスクが大きい。その分,引成注文で終値で買付することで,翌日のGD後の下落の損失を緩和できる。

逆に,上昇した場合,利幅が小さくなる欠点がある。しかし,上昇して終わった場合,翌日も上昇する可能性が高く,プラスで終わることが多い。

株式投資では,大負けの回避が長く続ける上で重要なので,この欠点は許容できるだろう。

寄付き後の損失の最小化

2点目は,「投資日報: 大負け回避のための投資手法の改善点を見出した1日」で記したとおり,寄付き後のGDによる損失の最小化の利点がある。

株式投資の典型的な負けパターンとして,既に書いた通り「値下がり→ナンピン買い→さらなる値下がり→損切り→大損」がある。この負けパターンは,たった1回でもそれまでの勝ちを全てチャラにするほどの大損の可能性がある。これだけはなんとしても避けたい。

ただ,人間の心理として損切りは精神的な負担が大きく,実施に抵抗がある。そして,下落時は一気に値下がるため,一瞬の躊躇で損切りのタイミングを逃してしまう。そういう意味で,寄成で機械的に強制的に損切りでき,損失を最小化できる点は大きい。寄成で全て手仕舞えるので,損失を取り返そうという思いからのナンピン買いも発生しない。

実際,寄付きでGDした場合,始値が天井 (寄り天) でそこから下がり続けるケースも多い。そういう意味で,寄成で始値での損切りは損失を最小化できる可能性が高い。

その他,寄付き直後GUしたものの,急落するケースもあるので,そういうケースで利幅を取ることもできる。

注文の簡素化

3点目は,指値注文が不要になるので,板に張り付く必要がなくなり,注文が簡単になる。

指値注文する場合,そのときそのときの値動きを注視して値段を決める。当然,過大評価・過小評価することもある。この値ぶれにより,大きく利幅を取ることもできるが,逆に損失につながることもある。

特に,寄付き前は見せ板があるため,取引が始まるまで実際の始値はわからない。万が一,始値より下に注文を出すと,利幅が減るし,始値より過大にすると注文が成立しない。最悪の場合,急落して含み損にもなる。

引成,寄成で注文を出すことで,値の監視から解放され,最悪のケースを回避できる。これにより,サラリーマンでも始業前やお昼休みに注文を出して取引可能だ。

ただし,昨晩に米国市場急落など一時的な材料が出て大きく値下がって寄り付く場合,反発してすぐに値上がることが多い。この場合だけ,過大な損切りを回避するため,寄成注文を避けたほうが無難だ。

結論

メガヴィン流投資術を実践して1か月経過し,さらなる投資手法の改善として,引成寄成取引を考案した。

株式投資では,大負けの回避が総合成績に大きく影響する。継続して勝ち続けるためには,一撃の大負けを回避する必要がある。

引成寄成取引で,この大負けをより回避しやすくなると期待している。副次効果として,板に張り付く必要がなくなるため,サラリーマンでも実践できる方法になった。

現在は個人事業主 (無職) なので,取引の時間は確保できている。今後,就職してまたサラリーマンになった際にも,この方法で取引を継続したい。

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執筆者:


  1. […] 昨日も,投資手法を見直して改善案を投稿した。このloseタグとsaltタグを付けた投稿は投資における失敗談と共に,成績を上げるための貴重な資料となる。 […]

  2. […] 「投資手法: サラリーマンでも可能な引成寄成取引」に記した通り,昨日から投資手法を変更し,寄成で全て手放すようにした。当然,GDした場合はマイナスになることを想定していた。 […]

  3. […] 現在の取引方法ではザラ場中の値上がりを取れない問題を感じた。「投資手法: サラリーマンでも可能な引成寄成取引」にも書いた通り,2020-09-23 Wedから終値と始値だけで取引していた。 […]

  4. […] 前回の投資日報「投資日報: 大負け回避のための投資手法の改善点を見出した1日」や休日に投稿した「投資手法: サラリーマンでも可能な引成寄成取引」に記した通り,この日から投資手法を変えた。 […]

  5. […] メガヴィン流投資術+引成寄成取引で取引しているが,この取引手法が通用しなくなってきているように感じる。 […]

  6. […] すというのももしかしたらいまいちなのかもしれない。「 投資手法: サラリーマンでも可能な引成寄成取引 – 己の為に金は鳴る」はうまい投資手法ではないかと思ったのだが,スイング […]

  7. […] すというのももしかしたらいまいちなのかもしれない。「投資手法: サラリーマンでも可能な引成寄成取引 – 己の為に金は鳴る」はうまい投資手法ではないかと思ったのだが,スイング […]

  8. […] その他,9月は投資手法について検討し,メガヴィン流投資術に加えて,引成寄成取引を取り入れた。 […]

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