概要
以前,「投資日報: 発注忘れに要注意!」という投資日報を報告した。発注忘れなんて初歩中の初歩の凡ミスなのだが,この問題が発生した原因を説明したい。
普段岡三オンライン証券の岡三ネットトレーダーWEB 2で取引している。このツールでは,購入した銘柄は「ポジション銘柄」というリストに自動的に追加される。そして,売却すると自動的に削除される。
ただ,寄付き直後の値動きが激しいときに銘柄を売買してもなかなかリストに反映されずに困っていた。そこで,独自のリストに手動で銘柄を登録して管理していた。しかし,銘柄数が増えてくると追加・削除の漏れが出てきてしまい,保有銘柄を管理しきれず,発注漏れが出てしまった。
これではいかんと考え,追加・削除忘れの起きない「ポジション銘柄」リストをやはり使うことにした。そこで,課題だったリストの反映ラグについて,どうにか改善できないか調べていた。改善できたのでその方法を備忘録として記す。
方法
7091 リビングプラットフォーム (M-LPF) での例を記す。現在,[チャート]タブで銘柄を売却したところだ。これが [ポジション銘柄] のリストから消えるようにしたい。
1. リストを切り替える。具体的には [ポジション銘柄] から別の任意のリストに切り替える。今回はデフォルトで用意されていた [新しい登録銘柄リスト1] を選んだ。
2. 他のタブを表示して戻る。リストを切り替えた状態で,別の [チャート] タブから,例えば [お知らせ] タブに画面を切り替え,その後すぐに [チャート] タブに戻る。
3. ポジション銘柄を再表示する。[新しい登録銘柄リスト1] から [ポジション銘柄] にリストを切り替える。
4. 7091 リビングプラットフォーム (M-LPF) が [ポジション銘柄] のリストから消えている。
以上が売買銘柄の [ポジション銘柄] リストへの反映方法となる。
結論
岡三ネットトレーダーWEB 2での [ポジション銘柄] リストの反映方法を記した。
このような手順を取らなくても,一度リストを切り替えてしばらくしてから戻すと勝手に反映されている。ただ,タイムラグがあり即座には反映されない。
寄付き直後の取引はスピードが重要であり,売却できていない銘柄の管理は損益に大きな影響を及ぼす。
今回の手順で迅速にリストを反映させ,ポジション銘柄を迅速かつ正確に把握できるようにしたい。