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株式投資の投資日記

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投資手法: 出来高による天井と大底の形成過程の判断方法

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株式投資のテクニカル分析で重要な指標に出来高がある。ただ、今まで、出来高の見方・活用方法がよくわかっていなかった。

cisが過去に出来高は天井と大底の見極めに役立つと発言しており、出来高と値動きの天井・大底の生成プロセスを自分なりに考えたところ、出来高はとても重要な指標に感じたので、自分の考えを整理する。

まず、cisの発言は以下となる。

出来高の重要度は5段階の4.5とかなり重要な指標であるととともに、大底と天井の判断に役立つと言及している。

肝心の出来高と大底・天井の関係を考察する。まず、その前に天井と大底の形成過程を自分の頭で整理する。

整理の結果、天井と大底は以下の形成過程をとると考えた。

天井の形成過程
  1. 大底を見定めた投資家が買いに入り、徐々に上昇する。
  2. 上昇を見定めた投資家が買いに殺到し、出来高を伴って上昇する。ただし、ストップ高の場合、出来高を伴わない。
  3. 上昇につれて買い手が減少し、出来高を減らしながら徐々に上昇する。
  4. 押目を狙っていた投資家が我慢しきれずに買いに入り、出来高を伴って上昇する。
  5. 買い手不在のため、出来高を伴わずに上昇が止まる (天井)。
  6. 大底の形成過程に入る。
大底の形成過程
  1. 天井を見定めた投資家が売りに殺到し、出来高を伴って下降する。ただし、ストップ安の場合、出来高を伴わない。
  2. 下降につれて売り手が減少し、出来高を減らしながら徐々に下降する。
  3. 損切を渋っていた投資家が我慢しきれずに売りに入り、出来高を伴って下降する。
  4. 売り手不在のため、出来高を伴わずに下降が止まる (大底)。
  5. 天井の形成過程に入る。

これらの天井と大底の形成過程を見ると、天井・大底の形成途中で、出来高の減少、急増のタイミングがある。

全体として、上昇中・下降中は出来高が多くなる。しかし、買い手と売り手の不在により、天井・大底に近づくにつれ出来高が少なくなる。ただし、押目や損切を渋っていた投資家が入ることで、出来高が急増するタイミングがある。結果として、これらが最後の買い手・売り手となり、天井・大底を形成する。

したがって、上昇中であれば、出来高が伴っている間は上昇中であり、出来高が減少してきたら、天井が近いと判断できる。逆に、下降中であれば、出来高が伴っている間は下降中であり、出来高が減少してきたら、大底が近いと判断できる。

実際に、チャートを見ると、このような出来高と値動きをしているものが多く感じた。今後の取引では、天井・大底、上昇・下降のトレンド転換の判断材料として出来高を役立てたい。

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