概要
- 商品名: キックボード キックスクーター 子供 大人用 折り畳み式 ハンド/フットブレーキ 3段階高さ調節可能 8インチホイール 立ち乗り式二輪車 耐荷重150kg 持ち運び便利 日本語説明書 (レッド)
- 製品名: キックボード キックスクーター (レッド)
- メーカー: YAUNLEL
- 数量: 1
- 値段: 6980円
- 購入日: 2021-09-20
- 受取日: 2021-09-22
- 購入店: Amazon.co.jp
- 購入サイト: https://www.amazon.co.jp/dp/B0948J72GP/
- 評価: ☆4
- URL: https://money.senooken.jp/post/2021/09/20/
「品評☆4: YouFuミニクルーザー葉色 | Amazonの怪しいスケートボードは安くてシンプルで最初のスケボーにおすすめ – 己の為に金は鳴る」で報告した通り、スケートボードは自分には乗りこなせないと判断したので、その代わりに今度はキックボードを検討して購入した。
写真
評価
スケートボードと同じくまた失敗することを考慮して、失敗しても痛くない1万円以下で重量が軽くて持ち運びしやすいもので、Amazonのランキングの上位に表示されていたこちらを購入した。また、持ち運び用にPayPayフリマで1000円くらいでサーフケースを購入した。
よくわからない中華製のキックボードで心配だったのだが、結論としては、ベストではないが悪くない選択だった。
キックボードに乗るのは初めてだが、必要な機能を押さえられていると思った。キックボードに乗ることで、徒歩20分かかる隣の駅まで10分程度で到着できるようになった。これで遠くて気軽にはいけない隣町のお店にも問題なく通えるようになり、行動範囲が広がった。折りたたんでケースにしまえるので、駐輪場所にも困らず、気にせずに店内にも入れる。
単純に、移動速度が徒歩の倍になったため、近くの図書館に行くのにも使っている。今となってはこれなしでは考えられない。
ただし、3点の目につく問題があるのでそこを説明しておく。
- 2枚目の写真に掲載したとおり、ブレーキケーブルが収納されておらず、購入直後だと前輪にブレーキケーブルが当たってケーブルが擦れてしまう。普通に使って発生するので、これはこの商品の致命的な問題でもある。一応回避策として、手前に移っている銀色の折り畳みのレバー部分にケーブルをひっかけることで、前輪との接触を回避できる。しかし、ちゃんとケーブルを車体下部に沿わせる収納を用意しておいてほしい。
- 3枚目の写真に掲載しているが、ハンドル部分はゴム紐でつながっているだけの簡単な作りで、ハンドル折りたたんで収納する際に、ハンドルの重さに耐えきれず、ハンドル内部奥底のゴム紐の固定具が壊れて外れてしまった。しかたがないので、自分でゴムひもをうまく通して、外れないようにするはめになった。コストを抑えるために簡単な作りにするのは構わないが、壊れないような作りにはしてほしい。
- 4枚目の写真に記した通り、しばらく乗っているとハンドルが進行方向に対して傾いてくる。車輪の向きとハンドルの向きがあっていない。車体のハンドル部分の棒が回転してしまうようだ。最初はびっくりしたが、止まって前輪を両足で挟んでハンドルを逆回転させることでハンドルがまっすぐになる。しかし、これは場合によって危ない。ハンドルが回転しないようにきちっと作っておいてほしかった。
また、キックボード全般の共通課題として、登坂はしんどい。緩くても長い場合、漕ぐのはしんどい。この点には注意してほしい。また、自分の足で漕ぐため、当然ながら足は少し疲れる。片足に負担がかからないように、漕ぐ足をかえるなどバランスを考える必要がある。そのほか、プラスチックのホイールのため、オフロードだとがたがたがもろに伝わり、速度も出ない。これはしかたないだろう。
実は、この足が疲れる件と緩い坂道を上るのがしんどい件を解決したくて、スペーススクーター (SpaceScooter) X580というシーソーみたいに足で漕げる珍しいキックボードも試したのだが、結局こちらの通常のキックボードに戻った。スペーススクーターに興味がある人は、そちらの品評もご覧いただきたい。
キックボードの最大の利点は、折り畳み自転車よりも小さく、スケートボードよりも安定していることだと感じている。つまり、携帯性以外は折り畳み自転車に劣る。長距離や坂道を上るなら、折り畳み自転車しかないだろう。また、袋に入れて背中に背負って電車などに乗ることはできるが、荷物にはなるので、折り畳み自転車に比べるとましだが、できればしたくはないと思った。
なお、こちらのキックボードをしまう袋は、最低でも90 cmはないと入りきらないので注意してほしい。
結論
人生初のキックボードだった。
怪しい中華製キックボードで、アマゾンのランキングは高いとはいえ心配だった。案の定問題点があり、ベストな選択だっとは思ってはない。ただし、その分値段も安いので、最初のキックボードとしては悪くはないとも思った。
なんだかんだで、これで徒歩の2倍の速度で移動でき、今まで通えなかった隣町のお店にも気軽に訪問できるようになったのは大きい。
ただ、実際に乗ってみて、3点の問題点に気づいたので、次もまた買うかといわれると買わないだろうと思う。今回挙げた3点の問題が解決されている可能性にかけて、他のキックボードを買うだろう。販売元にはぜひこの3点の問題は解決してほしい。
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