概要
新型コロナウイルス感染症が万円して,資金繰りが悪くなったため,資金繰り支援の融資などを受けていた。
その際に,東京都の「新型コロナウイルス感染症対応緊急融資」を使い,融資を実際に申し込んだ。
「新型コロナウイルス感染症対応緊急融資」を使う場合,東京信用保証協会が連帯保証人を組んでくれるため,自分一人でも融資を組むことが可能になる。
通常であれば,東京信用保証協会が連帯保証人になってくれる代わりに,保証料を保証協会に支払う。今回の「新型コロナウイルス感染症対応緊急融資」の場合は特例で保証料はかからない。
この保証料がいくらになるかで,他の融資と比較検討したかった。例えば,区の制度融資なども検討できた。銀行の担当者に聞いたところ,条件によって保証料はばらばらのため目安も教えることができないと言われてしまった。
今回,「新型コロナウイルス感染症対応緊急融資」の申請後に,2020-07-30 Thuに東京信用保証協会の担当者と面談する機会があり,そこで保証料の計算式を教えてもらえた。この計算式は公開はしていないが,特別に秘密にしているものではないとのことで,教えてもらえた。
今後の参考のために計算式を残しておく。
計算式
基本的には以下の要素の乗算で計算を行う。
- 融資金額 (万円)
- 借入期間 (年)
- 業種ごとの係数0.3-2.2 %
- 一律係数 0.55
例えば,融資金額100万円を6年間借り入れる場合,以下の保証料となる。
100*6*0.3/100*0.55=0.99≒1万円
業種ごとの係数が0.3-2.2 %と幅がある。ここがネックとなるが,保証料のだいたいの範囲は概算できるだろう。
結論
なかなか出回っていない情報だと思うので,何かの参考になれば幸いだ。