楽天ペイ
キャッシュレス決済の一種に楽天ペイがある。楽天ペイは決済の清算方法にチャージ,ポイント,クレジットカードの3種類が存在する。
それぞれ,ポイント還元対象なのだが,その内訳が少々特殊になっている。まず,街での支払い (アプリ) とオンラインでの支払いでポイント還元の内容が若干異なる。
ポイント還元
ひとまず,代表的な街での支払い (アプリ) で説明する。2020-07-01からの楽天ペイアプリのポイント還元については,「楽天ペイアプリ – 街で楽天ポイントが使える、貯まるスマホ決済アプリ」で説明されている。
こちらにある通り,チャージ払いは最大1.5 %,ポイント払いは1 %,クレジットカード払いは1 %となっている。ただし,※で注釈がなされている。その内容が以下の通りだ。
※1 還元の内訳:楽天カードからのチャージ時に楽天カードから0.5%還元、チャージ残高(楽天キャッシュ)でのお支払い時に楽天ペイから1%還元、合計で1.5%還元。
※2 楽天カード以外のクレジットカード払いの場合は、上記特典の対象外となります。また、1%還元は楽天カードからの還元となります。
ここで,今回はよく使うクレジットカード払いに注目する。クレジットカード払いの場合,「1 %還元は楽天カードからの還元」と記載されている。
これが少々意味不明だった。クレジットカードから支払った場合に,クレジットカード会社からポイントが付与されるのは当然であり,わざわざ書く必要があるのかと思った。
問い合わせ
だから,何かの間違いでクレジットカードのポイントとは別にポイントが付くのではないかと思った。そこで,念のため,コールセンターに問い合わせてみた。
その結果,やはりクレジットカード払いの場合,楽天ペイからのポイントは付与されないとのことだった。クレジットカード会社ごとにポイント還元率が異なるため,自社の楽天カードだけ明記しているだけとのことだった。
オンライン決済
なお,オンライン決済の場合,実は事情が異なっていた。他社も含めてクレジットカード払いに対してもポイントが1 %付与されていた。
しかし,それも2021年01月までの話だ。2020年11月の「お知らせ|ポイントが貯まる!使える!楽天ペイ」で,ポイント還元の方式がアプリと同じになり,クレジットカード払いに対しては楽天ペイからポイントが付与されなくなる。
従って,楽天ペイでクレジットカード払いする場合,Kyashなど他の高還元クレジットカードで支払うのがお得になる。
クレジットカード以外の場合,楽天ポイントで支払うのが,楽天ペイではお得だ。
結論
楽天ペイでのクレジットカード払いのポイント還元について整理した。
決済サービスのポイント還元は,サービスを使う上で重要であるが,細かいルールがあって紛らわしい。今回,コールセンターに直接問い合わせてはっきりした。
紛らわしいルールがあれば,直接問い合わせるなどして,正確な情報の収集に励みたい。